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中部

タリンのクリスマスマーケット



2日目は朝からフェリーに乗って
エストニアのタリンへ


トラムで港まで行き
7:30発のフェリーに乗船
まだ外は真っ暗です

フェリーの中は
免税店やお土産ショップ、
レストラン、バーなどが入っていて
かなりゴージャスでした
乗り心地も快適です

窓から海を眺めながら
(真っ暗で何も見えない)
朝ごはんを食べて
元気なうちにフェリーを探検

せっかくだからと思い
外にも出てみましたが
寒すぎて写真を撮って即退散

エストニアの国旗
2時間半ほどで到着

ターミナルから15分ほど歩いて
ジブリ『魔女の宅急便』の舞台でもある
世界遺産のタリン旧市街地へ


この歴史地区にはいろんな入口があり
わたしたちは港から歩いて一番近い
最北の門スール・ランナ門から入りました

マルガレータのあるところです


元は砲塔で今は海洋博物館になっています


天気が悪く、霧がすごかったので
中世の暗い厳かな雰囲気を
より感じられたような気がします





石畳を進んでいくと
パステルカラーの建物などが並ぶ
かわいい街並みも見えてきます


10分ほど歩き、
地区の中心地ラエコヤ広場へ


ここで1月上旬まで
クリスマスマーケットが開催されています

このクリスマスマーケットは
世界最古のクリスマスマーケットだそうです


広場もそんなに広くなくて
こぢんまりとした感じのマーケットが
とてもかわいかったです

観光客はもちろん、
地元の家族連れの方たちなど
たくさんの人で賑わっていました

中央にはとっても大きなツリー

七夕の短冊みたいに
ツリーに子供達の手紙が
くくりつけられていて
それもまたかわいかったです


グルッギという
フィンランドのホットワインと
ソーセージを頼んで休憩

コップやお皿を返却すると2€返金という
SDGs最先端の北欧らしさを感じました

もちろんフォークやナイフも
プラスチックではなく木製◎


最古のクリスマスマーケットでも
こうして時代に合わせて変化していくのが
すばらしいなと思います



写真一番右の真っ黒の血のソーセージが
エストニアの郷土料理らしく、
本当はこちらを頼むべきなのですが

見た目が黒すぎて怖すぎたので
ドイツのソーセージをチョイス

めちゃめちゃおいしかったです

期間限定などには挑戦しない
オーソドックス派です


休憩したあとは
歴史地区内の建物を巡ります


まずは「聖カタリーナの小径」

歴史地区内にはいくつもの路地があるのですが
最もきれいと言われている路地です



この通りを抜けると城壁にでます
(上の写真は城壁側から小径を撮影)




そして、この城壁は登ることができます

*基本的にどこでもカードが使えましたが
なぜかここだけ現金のみでしたので
行かれる際はご注意ください
後ろの外人さんは現金がなく諦めてました・・・


いざ階段を登って外に出ると
高所恐怖症にとっては中々の厳しい高さで
街並みを楽しむ余裕も、
写真を撮る余裕も、
一ミリもなく走り抜けました


塔の中に入ると
旧市街が見下ろせたり、
歴史地区の今と昔の写真の比較などの
いろんな展示もあったりで
とてもおもしろかったです




城壁の塔から眺める街並み



城壁を降りて
旧市街の正面に当たるヴィル門へ


2つ並んでかわいらしい感じです

昔は重い鎧を身に付けながら
これに登っていたのかと思うと
すごいな~と思いつつ
展望台へ向かいます


途中見えてくるのが
アレクサンドル・ネフスキー聖堂

一目でロシア正教会の建物と分かります


途中、雨が強くなってきたので
近くのカフェに寄りみち

かわいいお店でした



雨が弱まったところで展望台へ

わたしの想像していた展望台とはちがって
展望台というよりは
高いところに位置する屋外の広場
って感じだったのですが
旧市街を見渡せる気持ちのいい場所でした


街並みがかわいい



海外に来ると
よく世界史の資料集を思い出します

資料集に載っていた景色を
今実際に見れているんだな~と
なんだか感慨深くなります

誰かがつくった雪だるまも


晴れていたら
もっときれいなんだろうな~と思いながら
雨も降ってきて寒すぎたので帰ることに


帰りも同じフェリーに乗り、
フェリーのディナービュッフェを
楽しんで帰りました


次回はいよいよサンタ村です!



名古屋支店 石井桃子