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関西

のりおのたわごと16
丹波立杭焼き

丹波立杭の最古の登り窯
丹波立杭に行って陶芸体験をしてきた。
丹波立杭の最古の登り窯
丹波立杭焼きについて
 丹波立杭焼きは、備前、常滑、瀬戸、信楽、越前に並ぶ日本六古窯の一つであり、
約800年の長い歴史と伝統を持っています。
丹波焼(立杭焼)は、「灰かぶり」現象による特徴ある模様で素朴で力強い土の風合い、
そして左回りの蹴りろくろから生まれる独特な形が特徴づけています。
また、赤褐色、緑、茶色、グレーなど多様な自然の釉薬が薪の灰と土の鉄分によって
化学反応を起こし生み出され、使い込むほどに味わいを増してきて、
生活に根差した温もりを感じさせます。
 
今回、登り窯のすぐ隣にある悟窯を訪問して陶芸体験をしてきた。

悟窯の作品

丹波立杭の最古の登り窯
陶芸作品を作るのは、手ひねり、たたら作り、ひもづくり、ろくろと技法はあるが、
今回は電動ろくろにて茶碗と湯呑を作った。
私の作品は、左下の3個でろくろにて形作りまで。その後、乾燥、高台けずり、
素焼き、釉薬かけ、本焼きと窯元にて作陶していただき、後日受け取った。
自分の作品とは言えないな。

完成作品

丹波立杭の最古の登り窯
丹波立杭の最古の登り窯
来月には、イベントも開催されます。興味のある方は足を運んでみてください。

神戸支店 江﨑登夫

第48回丹波焼陶器まつり 「秋の郷めぐり」
日程:2025年10月10日(金)〜10月19日(日)

丹波立杭の最古の登り窯