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 こころの不調


うつ病などの心の病にかかり、心の健康を損なう人が増えている。
不調に陥った時、周囲が支える環境が大切だと思います。

政府は、2024年版の厚生労働白書で、「心の健康」を初めて特集した。
この中で
「こころの不調を抱える人を含むすべての人が、地域や職場で生きがい・
役割を持ち、安心して暮らせることができる社会の構築」
を目指すと掲げた。
白書によると精神疾患の外来患者が年々増加し、自殺者も2万人を超えている。

精神的な穏やかさ、健やかさは、今や社会が抱える大きなテーマと
なっているのではないでしょうか。

こころの不調は、性別、年代にかかわらず起きている。
学校や職場の人間関係、産前産後の生活の変化、
社会との接点を失いがちな高齢者など、
人生のあらゆる局面にリスクが潜んでいると思います。

現代の世相も影響しているのではないでしょうか。
デジタル化が進み、インターネット上では無責任な誹謗中傷が後を絶たない。
人と人のつながりが希薄になり、孤立が深刻な社会問題になっている。

あちこちの災害に心に打撃をあたえることもある。
能登半島の地震発生や記録的な豪雨に見舞われた、度重なる被災した人の
精神的な痛手は計り知れない。
こころのケアも含め手厚い支援が急がれる。

精神的な不調は体の病気と同じ早めに対処することが肝心です。
気候の変化で気分が落ち込む人もいると思います。

一人で抱え込まずに済みように、国や自治体は公的な相談窓口を充実して欲しい。

政府は2015年から、従業員50人以上の企業に対し働く人の「ストレスチェック」を
義務付けている。

単にストレスの度合いを測るだけではなく、結果を一人ひとりの健康維持や
職場環境の改善につなげる必要があると考えます。


連日連夜の暑さで、この先どうやって生きていけばいいのでしょうか。
私など、高齢者は先がすぐに見えてますが、、若いいこれからの人達は……


可児支店 田口槇子