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新凱旋門

先日、「新凱旋門物語」という映画をみてきました。
フランスにあるグランダルシュという建築ができるまでの物語です。理想と現実などの問題を抱え、各々が役割を果たす中で衝突を繰り返しながらも完成に向けて話が進んでいきます。
ぜひ観てみてください。予告はこちらから

さて、最近は幾何学的な建築が好きで色々と調べたりするのですが、この建築についてはこの映画で初めて知りました。僕なりに思ったことを書いていこうと思います。

グランダルシュはフランス革命200周年の記念事業として建設されました。建築家はヨハン・オットー・フォン・スプレッケルセンとポール・アンドリュー。
立方体に穴が空いた外観は、とても明快で、モニュメントとしての崇高さを感じることができます。
また、幾何学的な要素は側面にも表れ、大中小の正方形が規則的、マトリョーシカのように配置されています。

これはルネサンス時代の建築家、アルベルティが建築十書の中で述べた「部分」と「全体」にも通ずるものなのかなと、勝手に妄想を膨らませています。
 
アルベルティの考えについてはあまり理解できてませんが、簡単にまとめると「美とは全体と部分が統制のとれた関係を持つ必要があり、何かを足すことも引くこともできない状態のことを指す」と考えていたみたいです。
 
グランダルシュは、小さな正方形の「部分」が秩序を持って「全体」を作り上げています。それも適切な寸法と配置によって、窓ひとつ加えることもできない調和のとれたものとなっているのだと思います。痺れますね。
 
この建築については、まだまだ気になることがたくさんあるので、もう少し調べてみようと思います。
そんでもって、幾何学とかも勉強してみたりして、建築の見方や解像度を上げていきたいです。いつかこんな痺れる設計ができる人間になれたらな~

設計部 戸松拓海